池上直己先生編著、髙木安雄先生、医マネ1期生 田川洋平さん執筆:日本・世界銀行共同研究プログラム 「包括的で持続的な発展のためのユニバーサル・ヘルス・カバレッジ―日本からの教訓」

池上直己先生(医学部教授、健マネジメント研究科兼担教授)が編著され、髙木安雄先生(健康マネジメント研究科委員長)、医マネ1期生 田川洋平さんが執筆をされた:日本・世界銀行共同研究プログラム 「包括的で持続的な発展のためのユニバーサル・ヘルス・カバレッジ―日本からの教訓」が発行されましたので、お知らせします。

2012年、世界各国がユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を政策目標として推進する際の知識ギャップを埋めることを目的として、「UHCに関する日本・世界銀行共同研究プログラム」が発足しました。UHCの達成を後押しする保健財政と保健医療人材に関わる政策・制度、そしてその導入と実施を可能とする政治経済状況に焦点を当て、低中所得国9カ国(バングラデシュ、ブラジル、エチオピア、ガーナ、インドネシア、ペルー、タイ、トルコ、ベトナム)、日本及びフランス各国の事例研究が行われたものです。本書は、日本のUHCに関わる経験を10のテーマで分析した研究成果をまとめた英文報告書の和訳です。

 

<日本研究チーム(敬称略)>

池上 直己  慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授【主査】
小塩 隆士  一橋大学経済研究所教授
ジョン・キャンベル  東京大学高齢社会総合研究機構訪問教授、ミシガン大学政治学部名誉教授
高木 安雄  慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授
高久 玲音  一般財団法人 医療経済研究機構主任研究員
田川 洋平  (株)川原経営総合センター・税理士法人 川原経営事業推進企画室コンサルタント
角田 由佳  山口大学大学院東アジア研究科准教授
西村 周三  一般財団法人 医療経済研究機構所長
別所 俊一郎  慶應義塾大学経済学部・大学院経済学研究科准教授

 

<書籍の構成と執筆者(敬称略)>

序文  武見敬三、ティモシー・グラント・エバンズ / 謝辞
概要  池上直己、前田明子
第1章 日本の医療制度の政治的・歴史的背景(ジョン・C・キャンベル、池上直己、津川友介)
第2章 日本のユニバーサル・ヘルス・カバレッジを維持するためのマクロ経済的な状況と課題(小塩隆士、見明奈央子、池上直己)
第3章 日本の社会保険制度間の財政不均衡(高久玲音、別所俊一郎、西村周三、池上直己)
第4章 日本の介護保険制度:中所得国への教訓(ジョン・C・キャンベル)
第5章 日本の診療報酬改定による医療費の抑制(池上直己)
第6章 日本の診療報酬の政治経済学(ジョン・C・キャンベル、髙木安雄)
第7章 日本の医師の配置を規定する要因(池上直己)
第8章 准看護師:日本における看護労働力拡大のひとつの選択肢(池上直己、ジェームス・ブチャン)
第9章 日本における国立病院改革:成果と課題(田川洋平、津川友介、池上直己)
第10章 日本における保健所を通じた公衆衛生の向上への取り組み(津川友介、池上直己、見明奈央子、マイケル・ライシュ)

 

書籍は、公益財団法人日本国際交流センターホームページ上でご覧になれます。

○包括的で持続的な発展のためのユニバーサル・ヘルス・カバレッジ―日本からの教訓

http://www.jcie.or.jp/japan/pub/publst/1452.htm